ホームページを開設するには事前に準備が必要なことがあります。
必要なものとは何なのか、紹介します。
ドメインとは、インターネット上での住所のようなもので、上記、『[3] ホームページアドレスについて』で説明をした、ホームページアドレスのことです。
プロバイダの無料ホームページスペースがあり、それを利用する場合、ホームページアドレスは既に用意できている状態となりますが、企業のサイトの場合、長期的な運用を考えるなら、お薦めできません。
ドメインの取得をするメリットは、
・ずっと同じURL(ドメイン)が使える
・専用のメールアドレスが使える
・ドメインは資産になります。
個人事業や自営業の方であれば、名刺を作ってサイトURLを載せておけばそれだけでPRになりますね。
・独自ドメインのほうがYahoo!やGoogleなどの検索エンジンから集客するうえでも有利
(Googleの検索結果では、独自ドメインを高く評価する傾向がある)
ドメインは、他に取得されていなければ、自分の好きな文字を指定できます。
例えば、「好きな文字.jp」「好きな文字.com」などです。
企業のサイトなら、通常ドメインには企業名を使用します。
ただ、初めてホームページを開設する人にとって、ドメイン取得の手続きは難しく手間もかかり、ハードルが高いです。
尚、ドメインを取得すると1年ごとに更新が必要で、更新料がかかります。
更新手続きを忘れて期限を過ぎると、ドメインが失効してしまうので十分に注意しておきましょう。
ドメイン取得も、ホームページ制作会社にホームページ作成を依頼している場合は、制作会社が行ってくれることが殆どです。
既にドメインを持っている場合は、そのドメインを使用してホームページを開設することも可能です。
ホームページ制作会社を利用する場合には、相談してみましょう。
webサイトはwebサーバーというところにホームページに関するファイルをアップする必要があります。
サーバーとは、ホームページに掲載する画像や文章などのデータを置いておくスペースと考えれば良いでしょう。
webサーバーを準備するには、
・プロバイダの無料ホームページスペースを使う
・格安のレンタルサーバーを借りる
これらが必要となります。
プロバイダの無料スペースは容量が少ないことが殆どです。
ですので、レンタルサーバーで用意するのが一般的です。
ホームページ用のファイルを用意するには、
1.自分で制作する
2.専門業者へ制作を依頼をする
この2択です。
『1.自分で制作する』場合、一通り勉強が必要となります。
これは、ある程度時間を要するでしょう。
メリットは、制作費用は低く抑えることができることです。
『2.専門業者へ制作を依頼をする』場合、内容によりますが自作するより、ホームページの開設までの時間と手間は、かかりません。
それに加えて、専門的に制作をするため、クオリティの良いホームページとなるでしょう。
ただ、費用は、それなりにかかります。
自分の要望にあった、制作会社へお願いしましょう。
準備①~③までの準備ができたら、準備済みのサーバーへホームぺージ用のファイルをアップしましょう。
ブラウザでホームページアドレスを指定しページが表示できていれば、その日からホームページのオープンとなります。
クオリティの良いホームページを開設するまでには、ある程度の専門知識、実績が必要となります。
全ての工程を、ホームページ制作会社へ依頼すると専門的にやってくれますので安心です。
ホームページの開設にあたり、どの手段を選択するかは、長い目で見た時の運営方法に適した方法にしましょう。