ホームページ、ウェブサイトなどといった言葉をテレビや新聞などで聞かない日が無いですね。
販売促進や企業イメージを幅広くアピールする場として、ホームページは欠かせない存在になっています。
では、そもそも、ホームページって何?ということをテーマに説明してきます。
インターネット上で情報を公開する仕組みのことです。
ホームページの内容は、インターネット上に点在する、Webサーバというホームページ公開専用のコンピュータのなかに保存されています。
端末から、そのパソコンに命令を出し情報を送ってもらうことで、ホームページを見ることができます。
代表的な端末は、パソコン、スマートフォン、タブレットですね。
また、webサイトを開いた時の最初のページをホームページ(またはトップページ)と呼びます。
webサイトにも現実のお店と同じように
・正式な名前( = ドメイン)
・出店するための場所( = webサーバー)
・住所( = IPアドレス)
が存在していて、そういったものがあることでwebサイトがきちんと表示される仕組みが成り立っています。
ブラウザとは、WEBサイトを閲覧するために使うソフトのことです。
いま、あなたがこのページを見ているソフト(アプリ)が「ブラウザ」に当たります。
もとになる英単語は「閲覧する」という動詞のbrowse。
その名詞形であるbrowserが閲覧ソフトという意味になり、ブラウザと呼ばれています。
パソコンやスマホには最初からブラウザが入っており、多くの方はこれを使ってインターネットが使えているというわけです。
ブラウザにはいくつか種類があります。
「Internet Explorer(IE)」「Microsoft Edge」「Google Chrome」「Safari」「Firefox」「Opera」などが有名です。
①Internet Explorer(IE)、Microsoft Edge
Windowsパソコンに標準で入っているマイクロソフト社のブラウザです。
②Google Chrome
Google純正のWebブラウザです。
Googleアカウントを利用して各種Googleサービス(Gmail、Googleカレンダー、Googleドライブなど)と連動できます。
スマホ・PC間での同期も非常に簡単です。
③Firefox
Mozilla Foundationが開発したブラウザ。
Chrome同様、PCなどほかのデバイス(端末)との同期が可能です。
Firefoxはアドオン(追加ソフト)による機能拡張が特徴で、好きなようにカスタマイズできます。
④Safari
アップルにより開発されているブラウザ。
mac、iPhone、iPodに標準で入っています。
URLとも呼ばれます。
URL=ホームページアドレスです。
URLは「Uniform Resource Locator」の略で、インターネット上のファイルの住所を表します。
URLは、例として『https://www.sample.com』このようなパターンで表します。
では、このURLを分解して説明します。
①「https://」または「http://」
これはプロトコルと呼ばれる通信手段の名前です。
ホームページを表示するには、「http」「https」というプロトコルがメインで利用されます。
②「www」
www(略称) = world wide web(フルネーム) = web(略称)
これら3つは全て同じ意味です。
③「○○.com、○○.jpなど」
ドメインと呼ばれます。
ファイルがおかれているコンピューターの住所を意味します。
一番最後の「.com」「.jp」などは持ち主の属性を表していて
.jpは日本の個人、法人など
.comは商用、商業
などを表しています。
このドメインはIPアドレスと対応していて、IPアドレスはインターネット上でつながっているコンピューターに割り振られた番号なので、ドメインがわかれば対象のコンピューターに辿り着けるという訳です。
④「○○.html」
こちらは対象のコンピューター内部のファイルの指定となります。
ドキュメントルートと呼ばれるフォルダの中の対象のファイル(今回は△△.html)を指定している形となります。
URLを使ってインターネット上から対象のHTMLファイルを特定し、そのファイルをブラウザが取得、そして開くことで無事にWEBページを閲覧することができます。
ホームページを開設する際、これらのことを意識するだけで、それらを活かした運営が、よりスムーズになることでしょう。